一番組商店街の歴史

「一番組商店街」は明治40年、「旅籠町一番組商店街」として誕生してから100余年の年月を数える歴史のある商店街です。

「旅籠町一番組商店街」は、読んで字の如く古くは「旅籠屋」が軒を連ねていたところで、最上義光がこの地に壮大な城郭を築いた時には県下一の宿場として大いに賑わいを見せたのでした。

時代が明治に入って以降も、県庁(旧庁舎)移設、湯殿山神社の遷座。そして今でいうショッピングセンターの草分けとも言える「勧工場」も開設され、このエリアは行政、商業の中心街として粋人・外国人などが集う流行の発信地でした。平成19年には商店街設立100周年を記念した式典を執り行い記念のモニュメントを、その湯殿山神社の参道と「勧工場」があった角地に建立しました。

街の様相は時代とともに変遷を遂げ、今では当時の面影を残す「旅籠屋」の姿は見ることが出来ません。
しかし市庁舎に官公庁、オフィス街、そして市立済生館病院、大沼デパートをはじめとした七日町商店街に隣接した一番組商店街界隈は今でも、県下きっての老舗が軒を連ねる、落ち着きと賑わいの共存した歴史あるエリアです。
どうぞ天然石の舗道と瓦斯燈のある「一番組商店街」の街並みをゆっくりとご散策ください。



一番組商店街振興組合 概要・沿革

 


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